【不妊治療】体外受精レポ ~採卵周期・前編~

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
ピル other

不妊治療、体外受精の経験談を自分のための記録と、どなたかの参考になればと思ってつづります。
この記事は、採卵周期の採卵までのレポです。

通院回数と内容

採卵周期の通院回数は全部で7回でした。
そのタイミングと目的は以下の通り。

通院タイミング診療内容
排卵日周辺(任意のタイミング)・カウンセリング
・診察
・血液検査(性病:夫婦とも、甲状腺:妻のみ)
・精液検査
D3(生理開始から3日目)・血液検査(各種ホルモン、貧血、各種栄養関係、血液凝固機能、性病、血液型、AMH)
・内診
・診察
・自己注射の説明
D8・内診
・診察
・自己注射の説明
D11・血液検査(各種ホルモン)
・内診
・診察
・自己注射
・採卵前の薬の説明
D13・採卵手術
・内診
・診察
・自己注射
・採卵後の薬の説明
D16(採卵後3日目)・血液検査(各種ホルモン、貧血、血栓症)
・パルスオキシメーター
・内診
・診察
D4(採卵後7日目)・診察(受精卵凍結結果確認)

不妊クリニックの門をたたく

①は夫婦そろって病院に行きました。
病院に行くにあたり、事前に問診票を予約時に入力していました。
不妊クリニックに行くこと自体が初めてだったので、最初は看護師さんとのカウンセリングがありました(夫はその間、精液検査をしていました)。
その際、体外受精を希望している旨を伝えると「わかりました~」という感じになり、その後、先生との診察になりました(病院によっては人工授精〇回を経てから体外受精など決まっていることもあるようです)。

ちなみに…

わたしが通っている病院は、東京の下町にある、開院してまだ数年の新しいクリニックです。
ビルのワンフロアが病院になっていて、先生は院長先生ひとりなので、診察は毎回、院長先生がしてくださります。
比較的、小さな病院だと思います。

その後、血液検査のための採血をし、今後の治療の流れを看護師さんから説明してもらい終わりました。
この日の検査は、自費診療で、保険診療の検査とは別日に行わなければならないらしく、次回の通院から保険診療の治療の開始になるとのことでした。
保険診療の体外受精にはいろいろと同意書を病院に提出するのですが、その一式をこの日に受け取りました。

採卵周期本格始動

②は生理開始3日目までに来院する必要がありました。
この日も血液検査のための採血をしました。
複数種類の検査のための血液が必要だったため、小さい試験管?5本分の血が採られて、体感2分くらい針が刺さっていたように感じました…(このほかの時の採血は試験管1本分です)。
生理中にたくさん血を採られるのはつらい…(幸い貧血にはならず)。
内診では左右の卵巣に卵胞がそれぞれ何個かあると先生に教えてもらいました。
自分の身体にちゃんと卵子があるのか…も、この時まで知らなかったので安心したのをよく覚えています。
その後、診察で今後の治療の流れを先生がサクサク説明して(相談というより、こうしますと宣言される感じでした汗)、看護師さんから自己注射の指導を受けました。
事前に自己注射のパンフレットをもらっていたので、よく読んで臨みましたが、やっぱり怖かったです…。
この日から注射が始まったので最初の1本は、看護師さんに見守られながら刺しました。
それから5日間、夜にゴナールエフというペンタイプの注射を打ちました。
この注射は卵胞を育てるためのものです。

怖すぎる自己注射

③は採血なしで、内診で卵胞の大きさを確認してもらい、診察。
注射の種類が変わるので看護師さんから説明を受けました。
この日の夜まではペンタイプの自己注射だったのですが、翌日から2日間は朝夜、3日目は朝のみ、自分で薬の粉と液を混ぜて注射器に注入するタイプになりました。
こちらも事前にパンフレットで予習していたものの、薬液を作るので手間がかかるのと、やっぱり「ザ・注射」な見た目が怖い…。
ペンタイプの針が長さ5mmほどで太めの髪の毛くらいの太さだったのに対して、注射器タイプの針は長さも太さも倍ほどはあったでしょうか。
最初の1本が無事にできたときは、安心のあまり涙が出てきました(´;ω;`)
この時処方されたのは、朝用がセトロタイド(排卵を防ぐ)、夜用がHMGあすか(卵胞を育てる)という注射でした。
なお、わたしは内診よりも採血が苦手、自己注射のパンフレットの針を刺す写真を見て歯がガチガチしてしまうほどの注射、針嫌いですが、いずれの注射も痛くはなかったです。
HMGあすかのみ、注射直後は傷口に消毒液が触れたときのようなちょっと嫌な感じがありましたが、痛くはなかったです。
自己注射は血管を狙うわけではなく、皮下注射なので、筋肉注射のような痛みもなく、血も出ないので、ただ注射の恐怖に耐えるという感じでした。
…それがつらかったのですがね…。
自己注射を乗り越えるための心構えは、
・さっさと済ます
・やりたくなければやめてもいい
この2つでした。
これを念頭に置くことで、少しは楽になったように思います。。。

採卵日決定

④では血液検査、内診、診察があり、卵胞が順調に育っているのがわかったので、いよいよ採卵日が決まりました。
看護師さんから採卵に向けて、この日から使う薬の説明を受けつつ、その場でHMGあすかの自己注射もしました。
薬は、自己注射は一旦終わり、座薬と点鼻薬、飲み薬が処方されました。
座薬はまあまあ嫌でしたが、注射に比べれば全然平気!という気持ちでした。
が、注射は刺すのが恐怖なものの痛みや副作用はなかった一方、座薬は入れた後にしばらくお腹がぎゅるぎゅるして、そこそこつらかったです…。
体調面では、HMGあすかの自己注射を始めた頃から、お腹がはって、しゃがむのがきつくなりました。

採卵までに処方された薬

最後に採卵までに処方された薬をまとめてみます。

タイミング\薬の名前ゴナールF/ペン注射HMGあすか/注射セトロタイド/注射ボルタレン/座薬スプレキュア/点鼻薬トミロン/飲薬通院
→薬の作用卵胞を育てる卵胞を育てる(強力)排卵抑制排卵抑制排卵誘発感染症予防
D3昼1回@病院
D4~7夜1回
D8夜1回
D9~10夜1回朝1回(7~9時)
D11昼1回@病院朝1回(7~9時)15時、23時の2回22時半、23時半の2回
D127時、15時、23時の3回
D13朝1回(7時)朝昼夜3回〇採卵
D14~15朝昼夜3回

D11が大忙しですね…。
採卵周期は病院も定期的に行きますし、薬が多く、特に時間の決まっている薬は忘れないように神経を使いました。
ですが、無事に採卵できれば、もしかしたらもう採卵することもないのかもしれない…!というのと、自分がやりたくて採卵をするのだと思って乗り越えました。
長くなってしまったので、採卵、採卵以降については別記事にまとめます。

タイトルとURLをコピーしました